あらすじ:
1972年沖縄の本土復帰を目前に、有識者から主婦、戦争を体験した老婆、沖縄へ移住した本土人などがひとつの部屋に集められた。
「でも貴方、日本がもし万が一、攻めこまれた場合、戦争はしませんって言っていられると思いますか?」
「本土化するってのはどういうことなんだ!」
「私も胸を張って基地はいらないと言いたいです。」
「のんびりすることが美徳なら、基地も受け入れてのんびりやったらどうですか?」
語られるそれぞれの沖縄に対する想い、日本への想い、そして戦争、恒久平和への想い、いろいろな想いが交差して、渦の中に引きずり込まれていく。