TOPICS


札幌演劇シーズン2024~プログラムディレクターズチョイス公演~

「9人の迷える沖縄人」は、札幌を拠点に活動する劇団ELEVEN NINESの「12人の怒れる男」を観劇したことをきっかけに、沖縄の劇団「劇艶おとな団」が作り上げた作品です。

1972年の沖縄本土復帰をテーマに、沖縄人の心情を浮き彫りにし、今なお続く矛盾や迷い、これは「沖縄」だけの問題なのか。を問いかけます。

 

2015年の初演以来、再演を重ね、2022年「沖縄・復帰50年現代演劇集inなはーと」公演は「CoRich舞台芸術まつり!2022春」のグランプリを受賞。沖縄で生まれ、生活する劇作家・演出家・出演者によって描かれた複雑でリアルな沖縄が、新鮮な驚きと新たな視点を与え、高い評価を受けました。

 

2023年のロームシアター京都公演を経て、2024年は札幌演劇シーズン初のプログラム・ディレクターズ・チョイスとして作品が生まれた地・北海道での上演が実現します。


日時:

2024年8月10日(土) 13:00/18:00 ★

    8月11日(日) 11:00/15:00

 

★終演後アフタートーク

※上演時間は95分を予定しています。

(多少前後する場合がございます)

※開場は各30分前です。

 

会場:

生活支援型文化施設コンカリーニョ

札幌市西区八軒1条西1丁目 ザ・タワープレイス1F

 TEL:011-615-4859

 HP:https://www.concarino.or.jp/

  [アクセス]

  JR「琴似駅」徒歩2分

※駐車場はございません。公共交通機関、又は最寄りの有料駐車場をご利用ください

 

札幌で生まれた演劇作品の内、高い評価を得た作品を再演し、かつて観た方にはもう一度、見逃した方には初めての感動を贈る演劇フェスティバルです。

札幌市や札幌市内の劇場や劇団、企業による実行委員会で運営され、シーズン期間中は様々な演劇作品が札幌市内で上演されます。2012年に始まり、2024年に12年目を迎える取り組みです。札幌演劇シーズンHP



▼料金

[一般] 4,000円 ★[U-25] 2,000円 ★[高校生以下] 1,500円

★当日受付にて身分証をご提示ください。

※その他お得な特別チケット・回数券もあります。

 

▼チケット取り扱い

1.ローソンチケット Lコード:11016

2.道新プレイガイド TEL:0570-00-3871 WEB : https://doshin-playguide.jp/

3.市民交流プラザチケットセンター店頭    https://sapporo-cp-members.jp/

4.CoRich!チケット  https://ticket.corich.jp/apply/317206/


あらすじ:

1972年沖縄の本土復帰を目前に、有識者から主婦、戦争を体験した老婆、沖縄へ移住した本土人などがひとつの部屋に集められた。

 

「でも貴方、日本がもし万が一、攻めこまれた場合、戦争はしませんって言っていられると思いますか?」

「本土化するってのはどういうことなんだ!」

「私も胸を張って基地はいらないと言いたいです。」

「のんびりすることが美徳なら、基地も受け入れてのんびりやったらどうですか?」

 

 

語られるそれぞれの沖縄に対する想い、日本への想い、そして戦争、恒久平和への想い、いろいろな想いが交差して、渦の中に引きずり込まれていく。

作:安和学治、国吉誠一郎

演出:当山彰一

 

出演:

仲嶺雄作

國仲正也(鳩ス)

犬養憲子(芝居屋いぬかい)

島袋寛之(TEAM SPOT JUMBLE)

当山彰一(劇艶おとな団)

宇座仁一(宮城元流能史之会)

上門みき

伊禮門綾(劇団綾船)

与那嶺圭一(TEAM SPOT JUMBLE)

 

スタッフ:

作曲 大司義人

舞台監督 米沢春花(劇団fireworks)

照明 稲嶺隆(沖縄舞台)

音響操作 安和学治

 

制作 安和朝彦 島袋景子 新垣七奈